話說返來,如果收信人實在存在的話,那作者欄裡一向以來寫的東西也一定就是子虛的了。
その人は僕が一番苦しい時にそばに支えてくれた人なんです。』
「お元気ですか。
何故だろうか、書かなければならないような気がして。何かを書かなければ、ここに殘らなければならない、とでも思った所でしょう。
さて、前置きを読んだ今、貴女はきっとあきれた顔しているだろう。あるいは少し眉を顰めて、不機嫌を感じているだろうか。僕には見えませんね。どっちにしても貴女らしいのです。今更なんだけど、君は思っているはずです。聡い貴女のことだから、僕の拙い噓なんて、とっとの昔にお見通しだったでしょうね。それなのに、貴女は長く、本當に長く僕に騙さて続けてくれました。いいえ、騙されている振りを演じてくれましたね。